【受付時間】 10:00〜18:00(土日祝日を除く)
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近赤外分光器 「S-G1」は、波長範囲900~1700nmをカバーする小型分光器(反射型)です。InGaAsセンサーを使用しているにもかかわらず、MEMS技術によって安価な設計を実現しました。従来の分光器は大型で実験室を中心に使用されていましたが、今後は小型の「センサー」として多くの場所で使用されるでしょう。特に近赤外の波長範囲では、非破壊でネットワークにつながったセンシングデバイスとして、さまざまな用途が想定されます。反射型 の「S-G1」以外にも、ファイバー型の「S-F2/M-F1」や透過型の「M-T1」などもラインナップとして揃えています。
*デモ機の貸し出しにも対応しております。お気軽にお声がけください。
・コンパクト&低価格
・波長分解能10nm
・低ノイズ SNR 5000:1
・USB接続
・専用ソフトウェアあり
分光は、空間的に分散した波長帯を持つ光を拡散させるという原理で行われます。 波長に対する光の変化の強度を測定し記録します。
異なる波長帯域の光を空間的に分散させる。
光強度対波長を測定し、記録する。
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型式 | S-G1 | M-R2 | M-F1 | M-T1 |
タイプ | 分光器 | モジュール | ||
波長範囲 | 900-1,700 nm | |||
分解能 | Typ. 10 nm, Max. 12 nm | |||
波長精度 | Typ. ±1 nm,Max . ±2 nm | |||
SN比 | 5000:1 /秒 | |||
光源 | ハロゲンランプ | ハロゲンランプ | ハロゲンランプ | |
スリットサイズ | 1.8 x 0.025 mm | |||
検出器 | フォトダイオード InGaAs(非冷却) | |||
スキャン方式 | Linear / Hadamard / Slew Scan | |||
インターフェース | USB/Bluetooth | USB/UART、Bluetooth(オプション) | USB/UART | USB/UART |
電源 | USB あるいはバッテリー | USB | USB | USB |
寸法 | 82 x 63 x 42.5 mm | 75 x 58 x 26.5 mm | 75 x 58 x 26.5 mm | 75 x 76 x 38 mm |
重量 | < 145 g | 77g | 65 g | 100 g |
左側は、従来の分光器です。センサーは、リニアアレイを使用しています。これに対し、右側のS-G1では、センサーにフォトダイオードを使用。MEMSミラーを使用することにより、装置として小型かつ安価な構造を実現しています。
型 番 | 波長範囲 | 近赤外分光法 | 製品タイプ | バッテリー | |
---|---|---|---|---|---|
M-R2 | 900~1700nm | 反射型 | モジュール | ||
S-G1 | 900~1700nm | 反射型 | 分光器 | ◎ | |
M-R21 | 900~1700nm | 反射型(感度強化版) | モジュール | ||
M-T1 | 900~1700nm | 透過型 | モジュール | ||
S-T2 | 900~1700nm | 透過型 | 分光器 | ||
M-R3 | 900~1700nm | 拡散反射型 | モジュール | ||
M-F1 | 900~1700nm | ファイバー型 | モジュール | ||
S-F2 | 900~1700nm | ファイバー型 | 分光器 | ||
S-RT1 | 900~1700nm | 反射型(錠剤専用) | 分光器 | ◎ | |
M-R11 | 1350~2150nm | 反射型 | モジュール | ||
S-R12 | 1350~2150nm | 反射型 | 分光器 | ||
M-T11 | 1350~2150nm | 透過型 | モジュール | ||
S-T12 | 1350~2150nm | 透過型 | 分光器 | ||
M-F11 | 1350~2150nm | ファイバー型 | モジュール | ||
S-F12 | 1350~2150nm | ファイバー型 | 分光器 | ||
開 発 中 |
M-R13 | 1600~2400nm | 反射型 | モジュール | |
S-R14 | 1600~2400nm | 反射型 | 分光器 | ||
M-T13 | 1600~2400nm | 透過型 | モジュール | ||
S-T14 | 1600~2400nm | 透過型 | 分光器 | ||
M-F13 | 1600~2400nm | ファイバー型 | モジュール | ||
S-F14 | 1600~2400nm | ファイバー型 | 分光器 |
近赤外領域(700-2500nm)は、物質の分子振動の情報のスペクトルを扱います。試料を分解せずに調べることが可能です。
近赤外スペクトル測定法
NIR領域は、化学分析のさまざまな用途で活用するのに非常に適しています。 NIRを使用する利点は、速度、コスト、適用範囲、非破壊、および多成分分析です。
NIR分析は、サンプルが透明な溶液(粉末状の固体、エマルジョン、懸濁液など)でない場合であっても正常に使用できます。スペクトル測定は、透過ではなく拡散反射を使用して行うことができます。 NIR分析は、農業、石油、医薬品、バイオメトリクス、土壌分析などに迅速かつ幅広く適用されています。サンプルからNIRスペクトルを取得するには、透過、反射、半透過、相互作用の4つの標準測定モードがあります。
小型の近赤外分光器は幅広い用途に応用できます。
穀物、土壌、食用油、薬品、煙草、野菜、太陽光発電パネル検査、石油、赤ワイン、サイレントチェンジ への対応、ポリマーなどです。
ソフトウェアは含まれるか?またCSVのデータ出力はありますか?
含まれます。ソフトウェアではCSVデータを取得できます。
デモ機のレンタルは可能ですか?
価格提示後、1週間(5営業日)までの貸し出しは無償で対応しております。
機種は2ラインナップ(900~1700nm、1350~2150nm) 5機種あります。反射型のS-G1とファイバー型のS-F2(M-F1)、液体を測定できる透過型のM-T1、拡散反射型M-R3です。
貸し出しの際には、借用書を頂きます。(お手数ですが返却の際の配送料はご負担ください。)
また、現在混み合っているため、早めの予約をお勧めします。
どのように購入できますか?また納期は?
弊社から直接ご購入できます。また指定の商社様がある場合、商社様経由でも購入可能です。
反射型のS-G1、M-R2の納期は、ご注文から2~3週間程度です。
他の機種は別途お問い合わせください。
1700nm以上をカバーするバージョンはありますか?
あります。1350~2150nmをカバーします。こちらをご参照ください。
また1600~2400nmのタイプも現在開発中です。
反射型(S-G1)の光源は何ですか?また構造はどのようになっていますか?
ハロゲン光源が2個搭載されています。構造は以下のような構造です。
反射型(S-G1)のブロック図はどのようになっているか?
以下となります。
ファイバー型(M-F1)の場合、どのような使用方法になるか?
光源及びファイバーを以下のように接続して使用します。デモ機はファイバー及び光源もございます。
波数cm-1だとどの領域か?
以下図をご参照ください。
どのようにS-G1で測定するか?
反射型のS-G1は以下のように、ウィンドウにサンプルを接触させて測定します。
innoSpectraの小型近赤外分光器「STDシリーズ」「EXTシリーズ」「EXTプラスシリーズ」と組み合わせで、光源、ファイバーなどの多種のアクセサリーを提供しております。
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