アプリケーションにステレオビジョンが必要なのに、そのカメラ表面に、測定にテクスチャがないということはあります。このパターンプロジェクターEFFI-Lase V2-PSVは、”ロボットピッキング“のような、困難なマシンビジョンアプリケーション用のステレオビジョンを使うとき、適したアクセサリを提供します。

このプロジェクターは、非常になめらかでテクスチャがない表面がステレオビジョンによって感知されうるドットパターンの疑似乱数クラウドを投影することができます。また、受動的に冷却され、パターンは手動で簡単に変更可能です。詳細な技術情報は、製品データシートをご覧ください。

ステレオカメラ用のペアのカメラを簡単に設定するため、様々なカメラモデルに適合する取り付けプレートをご用意しています。プレートはすべて、陽極酸化アルミから製造しています。厚さ4㎜で、変形することはありません。各取り付けプレートには、真ん中に取り付け穴があり、0.25インチ（約0.64㎜）のユニファイ並目ねじも付属します。これにより、標準のカメラ三脚に固定されます。

右側と左側のカメラは、違う位置で取り付け可能です。そうすることで、それぞれの基線長をとって違った取り付け構造が可能になります。可能な基線長は、選択したモデルによって異なります。カスタムプレートも、ご希望があれば製造可能です。

ステレオカメラ用キャリブレーションボード

カメラ用キャリブレーションボードには、A4 (210 x 297 mm)とA1 (594 x 841 mm)のフォーマットがあります。ボードはアルミニウム化合物素材で製造しています。両サイドにアルミのレイア―を、中心部はプラスチックレイア―を使用しています。

ボードは、片側だけアシメトリな円をグリッド状に並べたパターンがプリントされており、当社のシステムによりカメラのカリブレーションに使用されます。 もう一方は、シーメンスのスターで、レンズフォーカスに使用されます。不要な反射を避けるため、マット仕上げしています。