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世界で最も高く、最も高価なビルの一つである高さ508メートルの「台北101」から眺める台北の景色は、素晴らしいです。 87階と 91階の間の建物の中央に、8本のスチールケーブルで吊り下げられた巨大な黄色い球体があります。

大型の土木構造物は、風や地震に弱いものです。強風により建物の上層部が前後に揺れます。 この黄色い球体は、こうした風や地震による超高層ビルへの悪影響に対する装置です。これはチューンド・マス・ダンパーと呼ばれるもので、重量は728トンあります。チューンド・マス・ダンパーは、非常に重い質量と、衝撃を吸収するサスペンション機構から成っています。

Sonmi Solutionsは、この質量の振動と動きをモニタリングするために、低周波の光ファイバ式加速度計を設置する機会を得ました。振動をモニタリングすると、問題の発生を示す構造物の挙動の変化を特定するための情報が得られます。また、構造物が風や地震に対してどのように反応するかという情報も得られます。したがって、コンディション・モニタリングは予知保全の主要な要素であり、構造体の挙動に関する知識を増やします。

センサボックス

Sonmi Solutions は、コンディション・モニタリングのための統合システム ソリューションも用意しています。これは、ステンレス製のボックスに複数のセンサを搭載したもので、設置された構造物の状態を示します。このボックスは1本の光ファイバでインテロゲータに接続しますが、冗長性が必要な場合は2本の光ファイバで接続します。このボックスには、傾斜センサが1台(TIシリーズ)、高感度加速度センサが3台(ACシリーズ)、温度センサが1台搭載されています。これらのセンサによって、構造物の状態を1日24時間、週7日監視することができます。
この計測には、計測対象物に加わるすべての回転、対象物の振動だけでなく、変位も含まれています。簡単に設置できるオールインワンソリューションで、すべての問題を解決します。