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本記事では、Elastisense社の静電容量式伸縮センサ「SSシリーズ」について、実際に人体動作計測に使ってみながら紹介していきます。
はじめに人体の動きを計測する手法について説明し、SSシリーズの特徴を詳しく取り上げます。その上で、実際の使用結果をもとに、どのような用途に適しているかを検証・考察していきたいと思います。
モーションキャプチャは、人体や物体の動きをセンサやカメラで捉え、3次元データとして記録・解析する技術です。
医療やスポーツ、介護、ロボット制御など幅広い分野で重要性を増しており、様々なセンサ技術が活用されています。
センサの種類によって特性が異なり、用途に応じて選定されます。以下に代表的なセンサ方式をご紹介します。
今回紹介するElastisense社のSSシリーズは、静電容量式を採用した柔軟かつ高精度な伸縮センサです。
上記フレキシブルセンサの一種であり、薄型軽量で柔軟な特徴を活かして、医療やスポーツにおける人体の動作計測や、ロボット制御に使用されています。
SSシリーズの特徴は前回記事でも紹介しているため、早速次章から実際にセンサを使って人体動作計測を行ってみたいと思います。
それでは実際に人体にセンサを貼り付けて、出力などを確認してみたいと思います。
今回は、センサを人体に貼り付けるため2種類の医療用テープを使用しました。
他にも、人体に接着するための専用の接着剤も存在します。
今回使用した医療用テープは、伸縮性布テープ・非伸縮性プラスチックテープの2種です。

これらのテープを用いて以下のように肘の外側に貼り付け、肘を曲げ伸ばししたときの出力を確認します。

以下のように肘を曲げたり伸ばしたりところ、グラフのようなデータが得られました。
伸縮性布テープはやや変形して伸びを吸収してしまっていますが、データ上は大きな違いはありませんでした。
スポーツなど激しい動きを計測するときは、求める精度次第では外れにくさを重視して伸縮性のあるテープを用いることもできそうです。

静電容量式の伸縮センサ「SSシリーズ」の特徴について説明し、実際に人体に貼り付けて変形を測定してみました。
薄型軽量で柔軟な特徴を活かして、医療やスポーツの様々な場面における人体の動作計測への使用が期待できます。
この記事を読んで、このセンサ面白いなと感じていただけた方はぜひ下記リンクよりお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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