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蛍光ビーズは、超解像顕微鏡の発展により、極小の蛍光ビーズが求められるています。ドイツGATTAquant社は、DNAナノテクノロジーにより粒子径23nmを実現。粒子のトラッキングやSTED顕微鏡における定性的判断において、蛍光ビーズが小く、明るいことは非常に重要です。他社のビーズと比較して高い均一性と柔軟性があります。GATTAビーズの色は、赤(ATTO 647N)、オレンジ(ATTO 594)、そして青(Oregon Green 488)です。すべてのサンプルは、スライドガラスに封入されます。溶液での提供も可能です。
青:GATTAビーズ
オレンジ:他社製品
GATTAビーズは、1ボリュームあたり多数の相互作用のない色素分子構成するように最適化されています。さらなる色素分子の追加は、色素分子の消光(クエンチング)によるビーズの輝度を低下させます。消光がないことは、色素分子の蛍光寿命の狭い分布によっても示されます。
GATTAビーズは、一般的な蛍光有機色素で標識されています。Cyanine-、Alexa-またはATTO-などです。生体試料と同じ種類の染料を使用することにより、同じスペクトル特性を、STEDのデコンボリューションおよび一般的なPSF(Point spread function)の測定において確認できます。さらに、GATTAquant社は蛍光ビーズをカスタマイズします。任意の色素分子及び組み合わせで、多色にも標識することができます。
GATTAビーズは、柔軟であるため、溶液あるいはカバースリップ上に固定化して提供可能です。GATTAビーズの高輝度及び高密度および多数の色素分子との組み合わせによる光安定性のために、STED顕微鏡の三次元PSFを測定することが可能できます。
有機色素分子以外にもビオチンなどのリンカー分子を標識することができます。これは、標準的なカバースリップまたはスライドグラスの表面にビーズを固定できます。
ビーズR | ビーズO brightline | ビーズY brightline | |
色 | 赤 | オレンジ | 黄 |
蛍光色素 | ATT0 647N | ATTO 594 | Alexa Fluor 568 |
その他の蛍光色素 | Abberior STAR 635P | ||
推奨レーザー | 630 – 650nm | 565 – 610nm | 540- 585nm |
直径 | 23nm | 23nm | 23nm |
面密度 | ≈1/µm2 | ≈1/µm2 | ≈1/µm2 |
型番 | 2117 | 2502 | 2504 |
ビーズG brightline | ビーズB brightline | |
色 | 緑 | 青 |
蛍光色素 | ATTO 542 | Oregon Green 488 |
その他の蛍光色素 | Alexa Fluor® 488 ATTO 490LS |
|
推奨レーザー | 515 – 540nm | 480 – 505nm |
直径 | 23nm | 23nm |
面密度 | ≈1/µm2 | ≈1/µm2 |
型番 | 2506 | 2510 |
ビーズズRO brightline | ビーズRG brightline | ビーズズRB brightline | |
色 | 赤/オレンジ | 赤/緑 | 赤/青 |
蛍光色素 | ATT0 647N/ ATTO 594 |
ATT0 647N/ ATT0 542 |
ATT0 647N/ Oregon Green 488 |
推奨レーザー | 630 – 650nm 565 – 610nm |
630 – 650nm 515 – 540nm |
630 – 650nm 480 – 505nm |
直径 | 23nm | 23nm | 23nm |
面密度 | ≈1/µm2 | ≈1/µm2 | ≈1/µm2 |
型番 | 2520 | 2522 | 2524 |
※4℃で保存ください※ 光色素は選択ください。
蛍光色素
蛍光色素 | 対応製品 | 励起波長/ nm |
蛍光波長/ nm |
ATTO 647N | R | 647 |
664 |
Abberior Star 635P | R | 635 |
651 |
ATTO 594 | O | 594 | 626 |
ATTO 542 | G | 542 | 562 |
Cy3 | G | 554 | 568 |
Alexa Fluor 555 | G | 555 | 580 |
Oregon Green 488 | B | 488 | 526 |
Alexa Fluor 488 | B | 488 | 525 |
ATTO 490LS | B | 490 | 658 |
蛍光色素を変更できますか?
対応できます。顕微鏡、励起レーザーなどの情報を確認させていただきご提案いたします。
蛍光色素の数を変更できますか?
対応可能です。但しカスタマイズ費用発生します。
溶液での提供は可能です?
対応できます。その際は、固定化キットをご購入いただく必要がございます。
納期はどのくらいかかりますか?また購入方法は?
標準品は、3~4週間、カスタマイズ品は、5~7週間です。購入は、弊社から直接できます。また指定の商社様がある場合、商社様経由でも購入可能です。
蛍光色素を混合することは可能ですか?
技術的に可能です。カスタマイズ対応となります。
STEDの場合どの蛍光ビーズがよいですか?
励起レーザー、STEDレーザーの情報を頂ければメーカーと確認します。
蛍光色素の特性もあり、同じ波長の蛍光色素でも明るさが違ったりします。
以下のようにガラススライドに封入されて提供されます。蛍光ビーズの準備や失敗する場合を避けることができます。
また溶液の購入も可能です。
J.J. Schmied, R. Dijkstra, M. Scheible, G. M. R. De Luca, J. J. Sieber, GATTAquant GmbH, Scientific Volume Imaging (SVI), Leica Microsystems (2016): Measuring the 3D STED PSF with a new Type of Fluorescent Beads – Science Lab
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