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GATTAquant
ナノルーラーの技術 DNA折り紙とは?
製品カテゴリー | 超解像顕微鏡 解像度評価ツール ナノルーラー |
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GATTAquant社が使用していいる技術は、DNAをあらかじめ定めた形状に折りたたむことのできる DNA折り紙 と呼ばれるものです。
この技術を用いることで、蛍光色素分子を任意の部位に取り付けることができます。この最新ナノテクノロジーの応用により、蛍光色素分子をナノメートルのスケールで配置でき、超解像顕微鏡に最適化された、各種の製品を設計できるようになりました。さらに非常に高い並列性を有しており、各スライド上に100万個のナノルーラーを配置することができます。
DNA折り紙構造の基礎は「スキャフォールドストランド(scaffold strand)」と呼ばれる約8000塩基対の一本鎖DNA分子であり、バクテリオファージから単離されます。
スキャフォールドストランドの一部分に相補的な配列を有する短いDNA分子「ステープルストランド(staple strand)」を複数個加えることで、スキャフォールドの任意の領域を接続することができます。
適切な条件を用いることで、試験管の中で自動的に、数十億倍の自己集合の形で結合していきます。
またステープルストランドを工夫することで、スキャフォールドストランドを任意の形状に「折りたたむ」ことができます。
この形状の「分子プログラミング」は、自由に選択されたステープルのDNA配列のみにより行われます。
この構造は折り紙になぞらえて「DNA折り紙構造」と呼ばれています。
折りたたまれたDNA折り紙構造内での、使用されるステープルストランドの正確な標的部位の場所が既知であることを利用して、色素分子を折り紙上の正確な位置に配置します。
それゆえ、試験管に入れる前に各ステープルを色素で標識しておく必要があります。
このイノベーションにより、DNA折り紙構造をナノスケール上に蛍光色素を自由に配置できます。このため「分子のブレッドボード」とも言え、全てのGATTAquant社製品に高い柔軟性と精度がもたらされます。
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