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以前の記事で、近赤外分光器S-G1を用いて簡単にプラスチックの材質を識別できることを紹介しました。
今回は実際に家庭ごみの中からプラスチックごみを取り出し、その材質が何であるかをS-G1を用いて同様に識別しました。廃プラスチックの材質識別は、プラスチックの適切なリサイクルにおいて非常に重要となります。S-G1は携帯性に優れた小型のデバイスとなっており、その場ですぐにプラスチック材質の識別ができますので、廃プラスチックの選別の際に有用なツールとなります。

以前の記事と同様に、上図の近赤外分光器S-G1とタブレットPCを用いてプラスチック材質の識別を行いました。透明なサンプルや厚みの薄いサンプルの測定の際は、S-G1と標準反射板RM-2でサンプルを挟むようにして測定しました。
今回、家庭ごみから集めた廃プラスチックは下図のようなものです。

以下に、それぞれの測定の様子と識別結果について記載します。
以上のように、近赤外分光器S-G1を用いて家庭ごみの中の廃プラスチック材質を識別してみました。S-G1でのプラスチック識別は、測定から結果表示まで5~6秒で完了しますので非常に簡単に材質の識別が可能です。
なお、現在開発中のプラスチック識別アプリには、下記24種類のプラスチック材質の近赤外吸収スペクトルが照合用の標準スペクトルとして用意されています。
| ABS | HDPE | LDPE | PA6 | PA66 | PBT |
| PC | PEEK | PET | PETG | PLA | PMMA |
| POM | PP | PS | PTT | PVC | SAN |
| TPE | HIPS | ASA | PC_ABS | PPS | TPU |
近赤外分光器S-G1は小型で携帯性が良く、また堅牢な構造になっているため、屋外現場などでのプラスチック識別作業にも最適な製品となっています。S-G1によるプラスチック識別が普及し、プラスチックリサイクルの現場での標準的な手法となることを期待しています。
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