【受付時間】 10:00〜18:00(土日祝日を除く)
【受付時間】 10:00〜18:00
(土日祝日を除く)
inno-spec
ハイパースペクトルカメラ EYEシリーズ
製品カテゴリー | 分光器 |
---|---|
製品名 | EYEシリーズ |
ハイパースペクトルカメラ は画像情報と分光情報を同時に取得できます。これにより材料分析と空間情報を組み合わせが可能になり新しい検査方法が実現できます。ドイツinno-spec社製品は、特にプロセス用途に特化しており、検査工程の省人化、自動化に応用できます。以下原理から用途までご紹介いたします。
産業用事例 プラスチック選別装置
波長範囲(900~1700nm)
ハイパースペクトルカメラが採用されている箇所は、「0:48~1:20」の部分です。
ハイパースペクトルカメラにより粉砕されたプラスチックを識別し、リサイクルしないものをエアーで飛ばしています。
対象は5mmほどの粉砕されたプラスチック片です。
ハイパースペクトルカメラ(分光カメラ)は、波長情報(スペクトル)と空間情報を同時に取得します。すなわち1ピクセル毎に波長情報が埋め込まれています。測定は1点だけではなく、測定面のすべての点において波長情報を取得します。分光は、回折格子によって行われ、EYEシリーズは、ホログラフィックグレーティング(VPHグレーティング)を採用しています。取得されたデータは、「データキューブ」あるいは「ハイパーキューブ」と呼ばれる三次元データです。
画像取得方式はいくつかあり、EYEシリーズは、プッシュブルームです。ラインで測定し、反射光は波長ごと分離され測定されます。これにより、ラインセンサー(ラインカメラ)として機能し、測定対象を走査することにより実行されます。対象サンプルは、測定システムの下を通過します。たとえば、コンベアベルトやシュートなどです。
型番 | Blue Eye | Green Eye | Orange Eye | Red Eye 1.7 | Red Eye 2.2 | Black Eye |
---|---|---|---|---|---|---|
波長範囲 | 190 – 380mm | 400 – 1000mm | 580 – 1000mm | 950 – 1700mm | 1200 – 2200mm | 2900 – 4200mm |
波長分解能 | 2 nm | 10 nm | 10 nm | 10 nm | 13 nm | 18 nm |
バンド数 | 95 | 60 | 42 | 75 | 77 | 72 |
センサータイプ | 裏面CCD | CMOS | CMOS | InGaAs | InGaAs | InSb |
空間分解能 | 1024 | 1312 | 1312 | 320 | 320 | 320 |
ビット数 | 16 bit | 12 bit | 12 bit | 14 bit | 14 bit | 14 bit |
フレームレート(line) | 2 fps | 54 fps | 54 fps | 330 fps | 330 fps | 383 fps |
インターフェース | USB2.0 | GigE | GigE | GigE | GigE | GigE/CameraLink |
寸法(mm) | 200 x 50 x127 mm | 236 x 50 x 46 mm | 236 x 50 x 46 mm | 400 x 184 x 180 mm | 560 x 177 x 140 mm | 436 x 184 x 258 mm |
重量 | 4 kg | 2 kg | 2 kg | 7 kg | 7 kg | 7 kg |
レンズマウント | Cマウント | Cマウント | Cマウント | Cマウント | Cマウント | バヨネット |
使用温度 | -5 °C – +40 °C | 0 °C – + 50 °C | 0 °C to + 50 °C | -5 °C – +40 °C | -5 °C – +40 °C | -5 °C – + 40 °C |
肉眼では識別しずらい不透明なプリスターパックを、近赤外線の領域で識別します。
紙の水分量の検査は、現在オフラインがメインですが、ハイパースペクトルカメラにより2次元の水分分布の画像が取得できます。
なぜinno-specのEyeシリーズを採用しましたか?
私たちは木質ボードの生産を最適化、スクラップ木材の新しい再利用方法を開発しています。材料を分析するためのイメージング分光法を検討していました。我々は、カメラ開発者ではないので、移動している対象サンプルの表面上の各ピクセルの近赤外領域の反射スペクトルを検出し、さらにこのスペクトルを処理するのに適したセンサ技術を求めていました。
このプロジェクトの特別な課題は何でしたか?
課題は、1秒間に約100スキャンの範囲で高速フレームレートと、理想的には1000nmから2000nm以上の波長範囲です。関連する物質(接着剤やプラスチックなど)もちろん、これはすべてリーズナブルな価格で達成する必要があります。また、カメラの内部だけでなくカメラの内部でも簡単にプログラミングできるほか、波長範囲の設定、カメラ技術の進歩に対する柔軟性も考慮しなければならない要素です。
どのように問題が解決したのですか?
“RedEye”は、私たちの要求を完全に満たしています。データは、通常のケモメトリックス(例えばPCA、PLS)で解析しています。我々の研究は、オンラインにおけるプロセス分析と先進的な選別技術の開発ですので、役に立っています。
商品に関するお問い合わせ、見積、デモなどお気軽にお問い合わせください
【受付時間】 10:00〜18:00(土日祝日を除く)
※は入力必須項目となります。
2020.12.07
新製品
2020.10.15
お知らせ
2020.08.18
新製品
2020.07.15
お知らせ
2020.05.25
新製品